宮永塗装建設

材料について 顔料とは
水や溶剤に溶けない耐光性のある安定した細かい色粉であり、塗装に色彩を与える、塗装の作業性や塗膜の機能を向上させる、塗装を丈夫にするなどの働きがある。
種類
鉱物から作られる無機顔料と、石油、石炭から合成される有機顔料とがある。
働き
塗装に色彩を与える、塗装の作業性や塗膜の機能を向上させる、塗装を丈夫にするなどの働きがある。
性質
・色相・・・単独又は混合(調色)によって全ての色彩をカバーできる
・着色力・・・混合するとき、それぞれが最小単位の量で調色が可能
・隠ぺい力・・・塗装のとき標準の塗布量でムラ無く色彩を与えることができる
吸油量
粒子があまり複雑な形状をしていると吸油量が大きくなり塗装の光沢がなくなるため、仕上がりも良くないので、適度な平均した形状をしている。
分散性
樹脂ワニス(ビビクル)と練り合わせるとき、ひとつひとつの粒子が容易にほぐれて分散しやすい性質がある。
PH
アルカリ性や酸性であると樹脂ワニスと反応して変質することがある。PHはなるべく中性であることが望ましい。
耐久力
紫外線や風雨によって変色したり退色しない。耐候性(退色性)が強い。
耐薬品性
酸、アルカリなどで容易に変色しない。
耐熱性
熱によって簡単に変色しない。
貯蔵安定性
調色した塗料がいずれかの顔料の悪影響をうけ、塗装前後に変色せず、気温などの影響によって、塗料中の顔料が容易に沈殿しない。分散された顔料が再び凝集したり、混合した特定顔料だけが凝集して塗装前に変色しないので、貯蔵安定性に優れている。
主な顔料の分類
有機顔料 着色顔料 ・アゾ系黄色・・・鉛やクロムを含まないため、玩具用塗料などにも使われる。
・イソインドリノン系黄・・・耐候性、耐熱性、耐溶剤性、着色力などが非常にすぐれている。高価なため、高級焼付塗料に使用される。
・アゾ系赤色・・・水系、油性系、ラッカーなどの自然乾燥の塗料に使用される。
※ウォッチングレッド5R・・・塗料用赤顔料としては幅広く使われている。
・フタロシャニン系青色・・・ブルーからグリーンまでの鮮明な色調を持つ顔料で他の青系顔料を圧倒して独占的に使用されている。
・スレン系青色・・・黄色から青までの幅広い色調。すぐれた鮮明性と堅牢性を持つ有機顔料で、非常に高価にもかかわらず自動車用などの青系顔料として需要が増加しつつある。
・キナクリドン系赤色・・・黄味を帯びた赤から鮮明な紫色までの幅広い色調。各種堅牢度に優れる高級(高価)赤顔料である。
無機顔料 着色顔料 ・カーボンブラック・・・上品質は、天然ガスを不完全燃焼させて作られる。
・弁柄・・・一般に、硫酸鉄・塩化鉄を高温で焼いて作る。製法により黒色、黄色、赤色などの色相に分かれる。
・黄鉛・・・製法によって黄色から橙色まで
・モリブデートオレンヂ(朱色)・・・モリブテン酸と硫酸鉛を含むノルマルクロム酸鉛、モリブデン酸鉛の多いほど赤味を増す。
・チタン白・・・塗料の白顔料はほとんどがチタン白である。
・群青(ウルトラマリンブルー)・・・赤みを帯びた鮮明な青色顔料である。
・紺青(プルシャンブルー)・・・青色顔料である。
・コバルトブルー・・・塗料用としては高級顔料。
・チタン黄・・・レモンイエロー顔料として耐候性、耐熱性、耐薬品性に優れる顔料である。
・黒鉛(グラファイト)・・・耐熱塗料、防食塗料に使われる。
・亜鉛華・・・塗料、インキ、化粧品、医薬品などに使われている限り堅練りペイント(ジンク)に大量に使われたこともあったが現在は少ない。
体質顔料 体質顔料は、天然の岩石、粘土を粉砕したりして作られ、塗料用としても大量に使用される。炭酸石灰粉、沈降性炭酸カルシウム、石膏、クレー(China Clay)、シリカ粉、珪藻土、タルク、アルミナホワイト、塩基性炭酸マグネシウム、バライト粉、砥の粉などがある。
防錆顔料 防錆顔料は、金属の錆びを防ぐために積極的に働く性質を持つ顔料のことである。鉛丹、シアナミド鉛、亜酸化鉛、塩基性硫酸鉛、鉛酸カルシウム、ジンククロメート、ストロンチュームクロメート、亜鉛華などがある。
金属粉顔料 装飾効果・保護効果を持たせるために加える金属粉主にメタリック塗装用に使われる。亜鉛末、アルミニウム粉、パール雲母粉、真鍮粉、鱗片状酸化鉄粉などがある。

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